【①作成準備編】切り抜き動画チャンネル立ち上げ
では、どのように切り抜きチャンネルを開設するかについて手順を解説していきます。
(1)切り抜くYouTubeチャンネルを選ぶ
競合が多すぎると、どんなに「良い編集」や「サムネイル」を作成してもYouTubeのおすすめ上に表示されません。未開拓領域を題材にした切り抜きチャンネルを狙いましょう。
例えば、今から「ひろゆき」氏の切り抜きを始めるのはオススメしません。何故ならすでにチャンネル登録者数が1万人以上のチャンネルが多数存在するため、自分が動画をアップロードしてもチャンネル登録者数が多い人気チャンネルが優先して視聴され、誰にも見てもらえない無風状態になる可能性が高いからです。
(2)他チャンネルの調査
私の場合は、チャンネル設立時のライバルは100チャンネル程で、一番古いチャンネルの開始時期は2021/02でした。出来る限り競合が少ない&ライブ配信者が有名もしくは今後有名になりそうなライブ配信者を切り抜くことをおすすめします。
(3)切り抜き行為を黙認しているか確認
以下2点の確認については必ず実施してください。
- 対象のチャンネルが切り抜き行為を黙認しているかの確認
- 対象のチャンネルへ切り抜き行為の許可申請
ひろゆきさんやDaigoさんなどの配信者は、有限会社 未来検索ブラジル(ガジェット通信)が切り抜き動画運営
また、Daigoさんの場合は、Dラボ会員であることが必須となっているようです。
【Dラボ】はこちらから → https://daigovideolab.jp/
他にも以下のYouTubeチャンネルの切り抜きを行う際もガジェット通信経由のようです。
ヒカルさん、Geroさん、ゴラクバ!さん、ひろゆかないさん、赤髪のともさん、あしあと。さん、岡田斗司夫さん、はなおでんがんさん、めいちゃんさん、もこうさん、ドグマ風見さん、宮迫さん、三人称さん、中井学さん、三崎優太さん、ジュキヤ/Jukiyaさん、タイショウさん、ウェザーニュースチャンネルさん、田端信太郎さん
武井壮さんの場合は、武井壮さんの公式HPよりスタッフの方へ連絡をする形になります。
【②コンテンツ作成編】切り抜き動画チャンネル立ち上げ
切り抜くチャンネルや申請等が終われば後はひたすら動画作成作業です。以下で手順解説していきます。
(1)ライブ配信のアーカイブ動画をmp4に変換する
切り抜き動画を許可しているチャンネルでは、ライブ配信をアーカイブしている事が多いです。動画編集をするためにはまず、YouTubeの動画をmp4形式のデータへ変換する必要があります。
以下のサイトでアーカイブされている動画のURLからmp4ファイルを生成しましょう。海外のサイトですが、今のところ特に問題なく使用できています。
mp4形式へのデータ変換手順
- 検索窓にYouTubeの動画URLを貼り付ける
- 「OFF」ボタンをクリックする
- 変換が完了するとボタンの表示が「ここを右クリックして「名前をつけてリンクを保存...」」に変わるのでクリックする
- 画面が変わり動画が表示されるので、右クリックし「名前をつけて動画を保存」を行う
(2)動画編集ソフトで動画にテロップを付ける
①無料動画編集ソフト
近年、有料ソフト並みの性能をもった無料ソフトが提供されており、こちらの記事で自動でテロップ入れまで行ってくれるVrewというソフト紹介をしています。
管理人も切り抜きチャンネルを始めて最初の1ヶ月は無料ソフトを使用しておりましたが、結局有料ソフトを使っています。
また、現状無数の切り抜きチャンネルが開設され、斬新な差別化を図らないと勝ち抜くことが非常に難しい状況となっています。
他のチャンネルと差をつける為にも、後述する動画編集ソフトを利用する事を強くオススメします。
②有料動画編集ソフト
いくつか動画編集ソフトを使ってみた結果オススメするのは
Adobeの「Premiere Pro」です。
決め手を以下の通り、言わずもがなクリエイターには必須のツールです。
- 自動でテロップを付けてくれる(⇦超重要 作業効率UP)
- Adobeのクラウドストレージが1テラバイト使える
- Adobeのフォントが使える(無料ソフトとの決定的な違い)
- フォントの装飾が細かく設定できる
切り抜きチャンネルを成功させるポイントは「1つの動画にかける工数を減らす」点だと考えます。
YouTubeでは動画投稿頻度が高いチャンネルが再生数伸びる傾向にあり、高頻度で動画を出し続けることがチャンネルの成長に繋がります。
一方で、人間の時間は無限ではないので、できる限り時間を掛けずに動画を作成するかが重要になってきます。
切り抜き動画の場合は性質上、何度も同じような動画編集作業を行う事になるのでこういった部分で他のチャンネルと差が顕著に出ます。
切り抜きチャンネルを見ていると、収益化後にPremiere Proを使い始めている人が多いですが、本気で収益を上げたい方は最初から使用した方が操作に慣れますし、登録者数や高評価数の伸び率は良いかと思います。
▼Adobeのソフトを3つ以上使う予定がある方は、コンプリートプランがお得です。以下で比較を行いましたのでご参考にしていただけると嬉しいです。
▼また、Adobe製品は値上げが定期的に行われるため「年間プラン」での契約がおすすめです。
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【Adobe】Creative cloudがついに値上げ!?対象はどのプラン?【2022年4月〜】
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(3)サムネイルを作成する
サムネイル作成の重要性
作成した切り抜き動画が視聴される経路は大きく3つあります。
- YouTube内の検索
- TOP画面のオススメ表示
- TwitterなどのSNSからの流入
この中で最も割合として大きいのが「TOP画面のオススメ表示」です。
そのため、TOP画面で目に留まるサムネイルが重要になってきます。
定番!サムネイル作成ソフト
サムネイル作成に使用するソフトは「Photoshop」をオススメします。
これだけは覚えておいて欲しいですが「サムネがしょぼいと本当に誰も動画見てくれない」です。
「こんなに内容面白いのになんで見てくれないんだろう。。」など日常茶飯事です。
多くの場合、以下が原因です。
- サムネで視聴者に何を伝えたいのか不明
- サムネから内容が推察できない
- 数あるサムネの中から目に止まらない・目立たない
このような残念な結果にならないよう、YouTuberの方々がサムネ作成に使用している「Photoshop」を使っています。
私のようにデザイナーではない人間でもYouTubeに転がっている解説動画を見ればある程度操作が可能でした。
料金は月々1,848円ですが、収益化されてしまえばすぐに元を取ることができます。
【③アップロード編】YouTube Studioにコンテンツのアップロードを行う
「フルテロップの動画」と「サムネイル」が出来上がりましたら次は「Youtube Studio」へアップロードを行います。
(1)動画をアップロード
1. YouTube Studioの画面右上に「作成」ボタンをクリック
2. ドロップダウンで表示された「動画をアップロード」をクリック
3. 「ファイルを選択」をクリックし、アップロードする動画を選択しアップロード
(2)動画のタイトルや概要欄を入力する
- タイトルはYouTube内の検索に引っかかりやすいワードを入力しましょう。
- 概要欄は、最初の数行が動画検索時に表示されるので、人を惹きつける文章を入力しましょう。
(3)サムネをアップロードする
動画詳細画面の中ほどに「サムネイル」の項目があるので、赤枠部分を選択し作成したサムネをアップロードする。(データサイズの上限が2メガバイトなのでご注意ください)
(4)その他の設定を行う
- 再生リストはチャンネル内の動画をジャンル分けしリスト化することができる機能です。チャンネル内の滞留を生み出します。
- 視聴者、この動画は子供向けですか?に関しては「いいえ」を選択してください。
最後に
切り抜き動画チャンネルの解説からアップロードまでの流れは以上となります。
次の記事で切り抜きチャンネルをバズらせる鉄則を研究してみたので、本気で差別化を図りたい方は見てください。
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【YouTube】切り抜きチャンネルを収益化する為に最低限やっておくべき事
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