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TikTokでの利益発生から2ヶ月以内に「開業届」の申請をしないと大損する理由

YouTubeでの利益発生から2ヶ月以内に「開業届」の申請をしないと大損する理由

 

困っている人
困っている人
・TikTokで収益が出たけど税金とかってどうすればいい? 
・開業届ってどこに出せばいいの?
・大損する理由を知りたい!

こんな悩みを抱えている方に超簡単に解説します!

個人事業主として事業を開始した場合、開業届を提出しなければなりません。
一定の条件を満たしている場合も同様です。
適切なタイミングで提出しないと、税金面で大損する場合があります。
逆に、上手く制度を利用すると得をする事ができます。

この記事では、開業届の提出が必要な人の条件や提出方法、注意点について解説していきます。

 

 

開業届とは?

開業届とは、個人事業を開業したことを税務署に申告するための書類です。
正式名称は「個人事業の開業・廃業等届出書」といいます。
個人事業の開業届には2種類あり、提出先によって名称が異なります。

  • 『税務署』に提出する「個人事業の開業・廃業等届出書」
    • 一般的な『開業届』はこれの事を指します。
  • 『都道府県の税務署』に提出する「個人事業税の事業開始等申告書」
    • 個人の事業を開始したことを申告するために、都道府県税事務所に提出する書類です。

開業届を提出しないとどうなる?罰則は?

結論から言いますと、「個人事業の開業・廃業等届出書」と「個人事業税の事業開始等申告書」を提出しなくとも『罰則』はありません。
但し、提出をしないと後述するメリットを受けることができない可能性があります。

開業届を提出すると得られるメリット

開業届を提出することで以下のメリットが得られます。

  • 青色申告』が可能
  • 銀行口座の解説手続き』が可能
  • オフィス契約や融資の審査』の際に必要
  • 職業証明』に利用可能

今回はTikTok向けなので、特に関係性の高い『青色申告』の部分について掘り下げて解説します。

最大のメリット『青色申告』とは

青色申告とは確定申告時の『申告方法』の種類を指します。
収入を得てから2ヶ月以内に提出する必要がありますので、まだの方は急ぎましょう。
確定申告には2種類あり、以下の違いがあります。

  • 『白色申告』
    • 簡易帳簿の作成が義務付けられている
    • 特別控除がない
    • 赤字を3年間繰り越すことができない
  • 『青色申告』
    • 複式簿記で帳簿をつけることが義務付けられている
    • 10万円または65万円の特別控除がある
    • 赤字を3年間繰り越すことができる
    • 家族への給与が全額経費になる
    • 30万円未満の減価償却資産は一括経費になる
    • 家賃や電気代の一部も経費にできる

上記の通り、大きなメリットのある『青色申告』ですが、申告の為には「青色申告承認申請書」と「開業届」を提出する必要があります。

青色申請の特別控除を受ける為にすること

自分が青色申請が必要か確認する

以下の2点が該当する場合、青色申請が必要になります。

収入が『事業所得』である

事業所得の判断基準としては「独立・継続・反復」で行われているかという点で考えます。
代表的なケースを紹介します。

■TikTokでの収益が主な収益

『事業所得』になります。但し、1年に数回程度、収入がある場合などは、「継続・反復」ではないので『雑所得』にあたる可能性があります。

■サラリーマンが副業としてTikTokから収益を得ている

⇨多くの場合、『雑所得』として扱われます。但し、規模によっては『事業所得』として認められるケースがあるため、税理士などに確認してみるのもいいかと思います。

利益が20万以上である

収益から経費を引いた利益が20万円を超えない場合、そもそも確定申告が不要となります。

個人事業主の開業届を提出する

青色申請をするためには税務署に開業届を提出する必要があります。
最寄りの税務署に書類を提出する必要がありますが、現在はオンラインにて提出する事が可能です。

UIが秀逸なので知識ゼロでも1時間も掛からずに開業できてしまう『開業freee』というサービスが個人的におすすめです。
(私は30分くらいで申請完了して驚きのあまり友人にオススメしまくってますw)
また、青色申請まで一括でオンライン申請することがメリットです。

複式簿記で帳簿を付ける

ある程度簿記の知識が必要となってくるので、『マネーフォワードクラウド確定申告』や『freee会計』などのクレジットカードや銀行口座を紐付けるだけで簡単に帳簿を作成してくれるサービスを利用する事をおすすめします。
簿記の知識は必要ありませんし、困った場合は担当のスタッフさんよりサポートを受けることができます。
個人的UIが好きだったのでマネーフォワードクラウド確定申告を使用しています。

オンラインで確定申告をする

令和2年分の確定申告から特別控除額が55万円に減額されることになりましたが
オンライン申請をした場合のみ引き続き65万円の控除を受ける事ができます
詳しくはこちら国税庁資料をご覧ください

確定申告についても面倒な作業が多いので、『MFクラウド確定申告』や『free会計』などを利用することでかなりストレスを削減することが可能です。いくつか質問に答えるだけで書類を作成して提出までスムーズに行うことができます。

最後に

ここまで読んでいただきありがとうございました。
TikTok向けに要点だけまとめて解説を行いました。
皆さんのお悩みが解決できたら幸いです。

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