今回はAdobe PremierePro2021に実装された「自動文字起こし」機能について解説していきたいと思います。
自動の文字起こし機能が備わっている動画編集ソフトで「Vrew」が有名でご利用になられている方も多いかと思いますが。今回PremiereProに実装されたことで、乗り換える方も増えてきそうです。
この記事の得られる情報
- 自動文字起こし機能の使い方
- 自動文字起こし機能のメリット・デメリット
ポイントに絞って解説します。
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Premiere Proの自動文字起こし機能の使い方
PremierePro2021の自動文字起こし機能は非常にシンプルに設計されています。
自動文字起こし機能の手順
具体的な手順は以下のとおり
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1音声またはビデオのシーケンスを選択
オーディオを含んだ音声またはビデオシーケンスを選択します。
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2ウィンドウメニューから「テキスト」を選択
テキストパネルから文字起こし機能を実行します。
メニューバーにある「ウィンドウ」を選択し、ドロップダウンリストから「テキスト」を選択するとテキストパネルが表示されます。
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3文字起こしタブから「自動文字起こしを開始」を選択
「テキスト」選択後、以下の画面が表示されます。
「自動文字起こしを開始」を選択しましょう。
自動文字起こしオプションが表示されます。
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4文字起こしオプションを設定する
文字起こしのオプション設定が可能です。
基本的は設定不要なので気にせず「文字起こし開始」を選択しましょう。
各設定の説明
- インからアウトの間のみを文字起こし
設定したイントアウト間のみを文字起こしする。 - 出力を既存の文字起こしとマージする
複数の音声がある場合に選択する。文字起こし後に統合。
「文字起こし開始」を選択後、Adobeさんのサーバーに音声データがアップロードされ自然言語処理が行われて、文章データが返ってきます。
この処理はデータ量により数分掛かる場合があります。
(1分程度の音声の場合体感50秒くらいでした。)
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5文章の修正を行う
自動で文字起こしを行う部分の手順は以上で完了です。ただし、文字起こしの精度は完璧ではないので、一部文章の修正が必要な場合があります。おかしなところがあれば修正を行いましょう。
文章をダブルクリックすることで編集が可能です。
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6キャプションの作成
テキストの修正が終わったら「キャプションの作成」を押してキャプション化を行います。
「キャプションの作成」を選択すると、オプション画面が表示されます。
フォントの「スタイル」や「文字の最大長」など細かい指定ができます。より手作業を省くために、想定するテロップの長さに会うように調整すると良いでしょう。
キャプション化が完了すると、以下のようにタイムラインに合わせて挿入を行ってくれます。
自動文字起こし機能の精度について
筆者はベータ版時代からこの機能を愛用してきましたが、ほとんど修正が不要な状態で変換してくれます。凄いですねAdobeさん
体感ではVrewを超えていると思います
Premiere Proの前はVrewを使っていましたが、精度においても超えています。
Vrewはフォントに制限があったり細かい部分で限界を感じていたので、動画編集を行うならPremiere Pro一択になりつつありますね。
自動文字起こし機能のデメリットや注意点について
使っていて少しデメリットだなと思う部分についても解説します。
音声の発音や専門用語に弱い
当たり前ですが、変なイントネーションで喋った場合や専門用語などは対応していないです。
しかしながら、多くの人間がこの機能を使うことによってAIが進化していくと思うので、いつか解決すると思っています。みんなでガシガシ使っていきましょう!
オフライン環境では使えない
自動文字起こし機能は、一度Adobeのサーバーに音声データをアップロードする必要があるので、インターネット接続が必要になります。
殆どの方は問題ないかと思いますが、意外な落とし穴になりかねないので念の為。
Adobe PremiereProは公式サイトのみで販売中
現在、PremiereProは公式サイトのみで販売されています。
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